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【 my favorite nakes ♡ 】02. &her ディレクター 関 れいみ

【 my favorite nakes ♡ 】02. &her ディレクター 関 れいみ

my favorite nakes ♡で は、nakesのアイテムを日頃から愛用されている方に、ブランドの好きなポイントやお気に入りのアイテムについて教えていただきます。

今回ご登場いただくのは、神奈川県逗子市を拠点に、受注生産を軸としたセミオーダースタイルで、一人一人に寄り添うものづくりをされているウィメンズブランド「&her(アンドハー)」代表、ディレクターの関 れいみさんです。

過去に共通の代理店を利用していたことから、nakesを知ったというれいみさん。今年は&herのアトリエで2度、nakesのPOPUPを開催させていただき、&herのスタッフや顧客さまにもnakesのファンが多いそうです。

お話を伺いながら、同じ湘南エリアで活動するブランドとして、目指すテイストやブランドのフィロソフィーにもリンクする部分を感じました。

ぜひ最後までお読みください。




【 my favorite nakes ♡ 】02. &herディレクター 関 れいみ


ごく普通の日常を生きる世の中の人達に届けたい。
一人一人に寄り添う、「&her」のものづくりについて。

ー まず「&her」についてお話を伺いたいのですが、1cm単位で着丈を調整できるセミオーダースタイルのブランドを作ろうと思われたきっかけは?

もともと大手アパレルに勤めていて、その時はPRに携わっていたんです。業務としては雑誌などへ商品をリースする作業が多くて、直接消費者の方と関わるというよりかは、メディアへ向けて仕事をしているような日々だったんですね。だからお客さまの声って、あまり私には届かなくて。

雑誌に掲載されて「良かったね。」「それを見て買ってくれた人もいたね。」と、周りからの反応があったりもするんですけど、でも商品をお届けできた喜びって、やはり実際に服を手にとって、着てくださった方からのレスポンスがあって嬉しいと感じられるんです。大手はシステマチックになっている分、自分ができる領域も決まっていたので、もうちょっと全てを自分ができる環境に身を置きたいな、という思いがありました。

それと、自分の気持ちをしっかり服にのせて届けたいという思いがあったんです。極端な話、自分で服を手売りしたいなと思っていたんですよ(笑)。「&her(=彼女と)」というブランド名の由来もそこからで、一人一人にちゃんと届ける、という思いからできました。



:神奈川県逗子市にある「&her」のショップ。隣接する建物にアトリエを構えている。



ー 「&her」というブランド名にはそういった思いが込められていたのですね。

以前はPRという仕事柄、どうしても芸能人やインフルエンサーなど目立つ人達に着てもらえることを良しとする判断基準だったのですが、「&her」ではメディアなどではクローズアップされない、ごく普通の日常を送ってる世の中の人達に寄り添いたい、という気持ちが強くありました。

特に子育て中の方とか。私は、長男が生まれてから、完全に一度仕事から離れた時期というのがあって。そういう時期って、もう全く自分にフォーカスって当たらないんですよ(笑)。

日々頑張っているんだけれども、なかなか世の中に自分が貢献できていると思えなかったり。多分生まれてから一歳くらいまでの間が、結構その闇に入りがちで.......。



ー 私事ですが今まさに0歳児子育て中なので、その闇に入ってますね。泣きそう(笑)!

(笑)。「&her」を通してそういった方達と関わるきっかけが生まれて、その人の生活が豊かになったり、服を着ることが楽しいと思えたり、自信を得られたり、人生がもっと輝くようなお手伝いができたら良いなっていうのがあったんです。

だから「&her」は特定の誰かではないんです。ある意味特定の誰かではあるんだけれども、もっと世の中を生きている一人一人に寄り添いたいという思いがあります。着丈を1cm単位で調整できるセミオーダースタイルをはじめたのも、それがきっかけです。



:&her の代表であり、ディレクターを務める関 れいみさん。



ー サーフ、ナチュラル系のブランドが多い湘南エリアですが、「&her」は都会的なデザインを展開されていて、それも新しいですよね。

逗子に住んだのは子育てがきっかけなのですが、都心に勤めながら、湘南エリアに住んでいる子がすごく周りに多かったんです。保育園のママ友も、ほとんどみんな都内勤務でした。

そういう方達って、休みの日は逗子に居たいから、買い物する場がネットくらいしかないんですよね。なので、都内でも逗子でも着られる、都会と自然とのバランスがうまくとれる服、というのは商品開発をする際に、常に考えていますね。



:&her 2024AWビジュアル



逗子と鎌倉。 同じ湘南エリアを拠点とする「&her」とnakesとの共通点。

ー nakeとは以前同じ代理店を利用していて、たまたま拠点としている地域が同じ湘南エリアだったのと、目指すスタイルも近かったことから、円さん(nakesデザイナー)から「&her」にアプローチしたと聞いています。

そうそう、円さんが「&her」のオープンデーに来てくださって、直接お話したんです。

代理店が一緒の人は、だいたいみんな東京の人だろうと思っていたので、鎌倉で活動していると聞いて、「近っ!」と、びっくりしたんです(笑)それだけでお茶しましょうよ〜!となりました。



ー その後「&her」のアトリエでnakesのPOPUPを今年2度やらせていただきました。nakesについて、れいみさんはどんな印象を持たれていますか?

nakesは「&her」の顧客さまにはまっているなという印象です。デザインのテイストに、すごくリンクする部分があるんですよね。

「&her」のお洋服に合わせられるインナーをお客さまに聞かれることが多いのですが、そういう時にnakesのアイテムをおすすめすると、マッチするんです。

お客さまの中には、再来店の際にnakesのインナーを着て来られた方もいましたし、買いました!と声をかけてくださる方もいらっしゃいました。





ー スタッフの皆さんもnakesを買ってくださっていて、プライベートでも着てくださってるのをInstagramなどで拝見すると、嬉しくなります!

逗子界隈は特にヘルシーに肌みせを楽しんでいる方が多いので、nakesがマッチするのかもしれません。インナー見えしにくい、ニットの特性もあり、着やすいですよね。

スタッフとは、パッドを外してTシャツやロンTの上にレイヤリングして、外着として着るスタイリングもいいよね、と話していました。実際にトップスとして気に入って着ている子が多い印象です。



トップスとして着ることで、着こなしの幅が広がる!
関れいみさんのnakes愛用アイテム。

ー れいみさんが実際購入された、nakesの愛用アイテムを教えてください。

1. Knit Bra Tank / SUN ORANGE

→商品ページ



これはパッドを外して、夏はタンクトップの上に着て、外着としてめちゃめちゃ活躍しました。インナーとしても着たけど、色が綺麗なのでアクセントカラーになりやすく、トップスとして重宝しました。秋も、茶色のパンツに合わせたりしていました。



:実際にinstagramに投稿されていたnakesのニットブラタンクによるスタイリング



2.Cotton Silk Camisole / DARK MOSS

商品ページ



肌に触れた時に気持ちのいい素材だから、インナーとしてつい手にとりがちなアイテムです。あと「&her」は背中が大きく開いてる、バックオープンのお洋服が多いのですが、合わせた時にすごく背中が綺麗に見えるんですよね。



3.American Sleeve Bra Tank / DARK MOSS

商品ページ



真夏に一枚で着ることも多かったかな。これも背中が綺麗に見えるので、「&her」のバックオープンデザインのアイテムに合わせていました。



nakesのアメリカンスリーブタンクと&herのシアー素材のアイテムとのコーディネート



ー 「&her」のアイテムとの、おすすめのコーディネートも教えていただけると嬉しいです。

やはり、インナーとしてよりかはレイヤリングしてトップスとして着ると、見え方が変わり、着こなしの幅が広がります。ニットだから、シアーなトップスの上にビスチェっぽくスタイリングするのも、素材のバランスがとれそう。

私は合わせるパンツによって、タンクトップの裾を折ってサイズ感を調整して着たりもしています。その方が全体のバランスが取りやすいかも。



:「&her」のアイテムとnakesのアイテムのコーディネートを考え中のれいみさん。



ニットブラタンクの裾を折ることでボトムスとのバランスをとる提案をしてくださいました。斬新!



ー 今日は素敵なお話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました!


■ &her Owner / Director: 関 れいみ

セミオーダーを中心に、ひとりひとりに寄り添える服を提案するレディースブランド「&her」を主宰。着心地がよくリラックス感がありながら、美しさと女性らしさが息づくスタイルを提案する。神奈川・逗子にアトリエを構え、不定期にオープン。

HP:https://andher-store.com/
INSTAGRAM:@and__her / @reimiseki



インタビュアー:AKIKO( nakes PR )